「いじめ問題」は「対処療法」ではなくせない

最近の新聞記事を読むと
教育委員会がしっかりしていれば
「いじめ」がなくなるようなのである。
しっかりしていないから今の「いじめ」があると言わぬばかりに。

それは、幻想
教育委員会がどれだけしっかりしていようが
国や地方自治体の首長が
いくら「いじめ対策」を声高に唱えても
「いじめ」はなくなりはしない。

警察権力が学校に介入しても
「いじめ」は根絶できない。

「いじめ」はあり続けることを前提に
どうすれば
「いじめ」られている子が
死に追い込まれることを防ぐことができるか
親、教師、社会は本気に考えるべきだろう。

教育委員会に責任をなすりつけたところで
事態は変わりはしないのだ。