「隠れ待機児童」の「隠れ」に不快感

認可保育施設に申し込んだのに入れなかった子どもを「待機児童」と言うそうだ。ただし自治体から「待機児童」として認定されなかった子どもは「待機児童」ではなく、「隠れ待機児童」と呼ばれるらしい。

少子高齢化社会で、小学校なんかが廃校処分にされている。だったら、廃校したところを「認可保育施設」に衣替えして、利用すればいいではないか。人手は、廃校にした学校の教師らを雇用すれば済む。やる気があるのかないのかだけのことだ。

それにしてもメディアが使用する「隠れ待機児童」という表現に、何とも言えぬ不快感を覚えたのである。まるで「待機児童」が隠れて、こそこそしているように思える。まだ「隠し(=隠ぺい)待機児童」の方が実態に即しているのではないか。